モンゴルへの永住・海外移住【条件や費用・治安など】

モンゴル国は、東アジア北部に位置する共和制国家。首都はウランバートル。

東と南の二方向を中国内モンゴル自治区と、西を新疆ウイグル自治区、北をロシア連邦とそれぞれ接する内陸国です。

モンゴル高原のうち、外蒙古と呼ばれたゴビ砂漠以北の一帯にほぼ該当する領域を国土としています。

鉱業と畜産業が主要産業で、内陸国ではありますが、便宜置籍船の手数料を取るビジネスも盛んに行なっています。約400隻を超える船舶が認められています。

地下資源が豊富で、世界銀行によると、2004年以降、280億ドル相当の鉱物を算出しました。
中国やオーストラリア、カナダの企業も進出し、金や銀、銅、石炭などを採掘しています。

モンゴルの基本情報

モンゴルへの永住を考えている方が、まず気にするのはその地域の治安です。

永住する際の条件や費用なども重要ですが、やはり、住むとなったら安全な地域が一番です。

永住マップでは、実際にモンゴルに住んでいる方の声と、移住する際に必要な条件や費用などを掲載しています。

海外移住を検討している方は、当サイトを参考にしてみてください。

人口(人)	3080000
面積(平方km)	1566500
人口密度	2
通貨	トゥグルグ
通貨単位	MNT

モンゴルの各種ランキング

モンゴルへ移住する際、治安の他に考えるべき点がいくつかあります。

経済状況や医療状況、住みやすいか否かなど、各団体が公開しているデータをもとにランキングをまとめたので参考にしてください。

名目GDPランキング(百万USドル)	13038(131位／191国中)
GDPランキング（1人当たり）	4026(116位／190国中)
平均寿命の長い国・地域(男女合計)	69.47(139位／201国中)
IT競争力の高い国ランキング	4.3(57位／139国中)
観光競争力世界ランキング	3.31(102位／136国中)
経済成長率ランキング	6.949(12位／191国中)
国際競争力ランキング	52.74(99位／140国中)
世界で最も評判のいい国ランキング	-
大学進学率ランキング	64.84(39位／154国中)
世界幸福度ランキング	5.285(83位／156国中)
世界平和度指数ランキング	1.792(42位／163国中)

日本とモンゴルの物価比較

また、日本と海外では物価が違うことがほとんどです。

そのため、モンゴルへの移住した場合、物価がどのくらい違うのかを比較できるよう、様々なものの価格をまとめました。

食べ物/食料品

商品	現地価格	円換算価格	日本価格	対日本価格
卵(1個)	403MNT	23円	24円	96.2
牛乳(1L)	1790MNT	103円	218円	47.1
牛肉(1kg)	15100MNT	865円	2620円	33
豚肉(1kg)	14300MNT	819円	2260円	36.3
鶏肉(1kg)	12650MNT	725円	1350円	53.7
じゃがいも(1kg)	1125MNT	64円	316円	20.4
トマト(1kg)	8620MNT	494円	673円	73.4
オレンジ(1kg)	9350MNT	536円	498円	107.6
米(1kg)	3480MNT	199円	396円	50.4
小麦(1kg)	1560MNT	89円	237円	37.7
ビール(350cc)	1250MNT	72円	189円	37.9
コーラ(350cc)	1000MNT	57円	66円	86.8
ビッグマック(1個)	3700MNT	212円	401円	52.9

交通/インフラ

商品	現地価格	円換算価格	日本価格	対日本価格
バス（初乗り）	400MNT	23円	210円	10.9
タクシー（初乗り）	1000MNT	57円	730円	7.9
電話（公衆電話/1分）	100MNT	6円	20円	28.7

サービス

商品	現地価格	円換算価格	日本価格	対日本価格
液晶カラーテレビ	999000MNT	57248円	48810円	117.3
乗用車	30000000MNT	1719167円	3117431円	55.1
ガソリン（１L）	1850MNT	106円	132円	80.3

モンゴルの永住者数

モンゴルへの永住を考えている方は、現在、モンゴルにどのくらいの日本人が住んでいるのか気になるのでは無いでしょうか？

そこで、長期滞在者数、永住者数などをまとめてみました。

長期滞在者数(人)	420
永住者数(人)	-
在留日本人総数(人)	420

外務省情報はこちら

モンゴルのWikipedia

モンゴルの治安・情勢など

1．治安情勢
　モンゴル警察当局によると、2019年中の犯罪認知件数は3万1、526件であり、前年比で13％減少したものの、殺人、強盗、強姦等の重要犯罪や窃盗の認知件数は依然として高い水準にあります。犯罪の発生は都市部に集中しており、モンゴルの全人口（約330万人）の約半分が居住する首都ウランバートルで全犯罪の約70％が発生しています。
　日本と比べて決して治安が良いとは言えない状況です。

2．被害例及び防犯対策
（1）スリ、置き引き等
　バスの車内やデパート、市場（ザハ）等の不特定多数が集まる場所をはじめ、市内のあらゆる場所で、スリ、置き引き等の被害が多発し、手口も巧妙かつ凶悪化しています。また、ホテルのロビーやレストランでも手荷物を置き引きされたり、ツーリストキャンプでゲル（遊牧民の移動式住居）に宿泊した際に、何者かに金品を盗まれたりする盗難被害が発生しています。
　モンゴルでは、一般的に、日本人を含む外国人は裕福であるとみられているので、外国人は犯罪者のターゲットになりやすいという意識を持ち、常に警戒を怠らないことが重要です。

モンゴルの治安など

【体験談】モンゴルの治安は良いの？悪いの？

モンゴルに住んでいる方の声

発展途上国の中では治安がいいほうだと思います。
日中は女性の一人歩きも可能です。但し、裏路地等は避けた方が無難です。リュックサック等は気が付かないうちに開けられ中の物を取られる事がありますので、なるべく前持ちにした方が良いでしょう。市場によっても違いますが、市場の出入り口にはスリや外国人をからかう人が居ますので足早く行動することをお勧めします。からかわれておろおろしている内に、物を盗まれると言った事があります。
夜間に関しては安全とはいえません。酔っ払いが多く絡まれたり、窃盗も起きます。出来るだけ飲み屋街は避けることをお勧めします。又、夜間は徒歩ではなくて車の乗車をお勧めします。女性一人の場合は、夜間は、完全に自分が入る建物の前まで車で行くことをお勧めします。歩く場合は現地の信頼できる男性に送ってもらうことをお勧めします。
現地の方いわく都心部には防災用カメラも設置してあるから、明るい場所を歩いていれば大丈夫だよと言われますが念には念を入れたほうがいいと思います。

バスはスリが多いいのです。特に通勤時のバスは凄く混んでいます。混んだ車内の場合、鞄を開けられるか又はナイフ等で切られ財布やスマホ等を盗まれることがあります。タクシーはほぼ白タクになり、外国人はぼった繰られることが多いです。

-ウランバートルの治安について-